業務内容
環境に配慮した独自の技術
横田エンジニアリング株式会社は昭和58年6月、危険物設備(タンク、配管、付帯設備)の洗浄を主な事業として設立いたしました。
石油製品は日々多様化し、洗浄方法についても出会いと勉強の毎日ですが、
VOC(揮発性有機化合物)の削減、作業の安全面の確立を目的として開発した独自の工法にて施工しております。
タンク内の残油回収
第一石油類(ガソリン類)については、ストレーナー、密閉式タンク、マイクロフィルターを使用してできる限りの不純物(水分等)の除去を行っております。
第一石油類の残油を移送する際は、回収時に密閉式で施工し、周辺への可燃性ガスの拡散を防止いたします。
密閉式分離槽
排水用吸着槽
VOC排出抑制・悪臭防止法に対応したベーパー回収
クローズシステム工法の特色
タンク開放検査、品転工事時、VOC(揮発性有機化合物)排出抑制及び悪臭防止法対象物についてはクローズシステム(特許第4746685号「ケミカルタンクのベーパーの回収方法及びそのタンクの洗浄方法」)にて施工を行っております。
また、VOCガス回収 、脱臭について、兵庫県立大学書写実験室にて事前調査を行っております。
クローズシステムの施工内容
残油移送工事
- 洗浄タンク・ストレーナー・ポンプ・密閉式タンク・マイクロフィルター(状況により)・移送先タンクを設置して、可能な限りの不純物(水分等)の除去を行なっております。
- 密閉式タンクは覗き窓付とし、目視確認可能な状態で残油移送を行います。
タンク内部の残液回収
- タンク内への水張り、水抜き (密閉式タンクを経由した循環等)により残液の回収を行います。
- 油種により、冷水マシン洗浄、溶液、溶剤マシン洗浄を併用した残液の回収、脱臭を行います。
VOCガス回収及び臭気の除去
- VOCガス回収液及び臭気中和液を選定し、エゼクターによる吸引を行います。
- 吸引作業は、タンク内有機ガス濃度が爆発下限界以下 (LEL%)になるまで施工し、入槽作業時の安全確保を行います。
タンク内部洗浄
- 通常の脱脂洗浄及びJET洗浄に加えて、ケミカル品による特殊な洗浄を行っております。(溶剤マシン洗浄など)
配管の洗浄
- 配管の脱着、PIG及びJET洗浄、付属品の分解洗浄を一連の作業として行っております。
タンク内の洗浄
通常の脱脂洗浄及びJET洗浄に加えて、ケミカル品による特殊な洗浄を行っております。
洗浄の様子
配管の洗浄
配管の脱着、PIG及びJET洗浄、付属品の分解洗浄を一連の作業として行っております。